音響熟成木材は、飫肥杉など南九州産の杉を音響熟成した、
油分が豊富で色ツヤの良い、こだわりの木材です。
杉には人の免疫力を高める作用があるとされており、木の命が生きている音響熟成木材は、
杉本来の自然の力がそのままいかされています。
キッチンや食器棚、食卓の椅子など、そのすべての品々は、
生きている木材の本質的な価値をいかすため、塗装やワックス塗布などは一切行っていません。
使い込んでいくことで、木の色、表情が変化し、手ざわりも心地良くなじんできますので、
末永くご愛用いただけます。
一〇〇%音響熟成木材を使ったカイケンコーポレーションのダイニングアート・キッチンは、
一本一本の木が持つ個性や表情をいかして、職人たちの手づくりで作ります。
木々が音響熟成される森の中の工場の片隅にある「音響熟成木工舎」の工房などで、
ひとつひとつ心を込めて製作しています。
手づくりならではのシンプルであきのこないエイジングデザイン
(年月を経てより愛着がわいてくるようなデザイン)を心がけ、丁寧に仕上げます。
「水を使うキッチンが木で大丈夫?」というご心配をなさる方もいらっしゃると思いますが、
木の命が生きている音響熟成木材で作ったキッチンは、
水や油、醤油やソースなどのシミもそれほど気にならないよう、時とともに馴染んでゆきます。
日頃のお手入れも簡単で、かるく水拭きする程度で大丈夫です。
とくに気になるキズなどがついた場合は、キズがついた部分に水分を染み込ませる感覚で、
お湯またはぬるま湯で拭いてください。
音響熟成木材は生きている木材ですので、多少のキズはそれほど気になさらず、
大らかにお使い頂ければと存じます。
使えばつかうほど、愛着と味わいが深くなる品です。
音響熟成木材は、無垢材、無塗装ですので、ご留意頂きたいことがあります。
色のばらつきや、日焼けすることがあります。
無垢材である音響熟成木材は、一本一本個性があり、色合いも異なります。
日が経つにつれて日光や紫外線などにより色が変化しますが、
この経年変化こそが無垢材の特徴であり、証です。
多少の変形、そり、割れが生じることがあります。
無垢材は、湿気の多い時期に室内の水分を吸収し、乾燥時に水分を出すなどして、
室内の湿度を調整する機能を持っています。
そのため木材の伸縮が発生し、多少の変形やそりを生じることがありますが、
生きている素材が持つ本来の特徴ですので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
ダイニングアート・キッチンのメンテナンスにつきましては、
施工を担当した工務店様またはカイケンコーポレーションまでご相談ください。
※カイケンコーポレーション製品の正規取扱い工務店は、カイケンのWEBサイトでご確認いただけます。
www.e-kaiken.com